辻徳 (辻徳商店)

ケーキ箱のような洋館
大正のはじめに創業した和紙の会社で、現在は「京都の懐紙専門店」として辻徳の屋号で営業している。ガイドブックなどにも時々登場し、旅行者のお客さんも多いのではと思う。洋館の可愛い店が純和風商品を扱っているので、意外性があり記憶に残るはず。
隣に隙間もなくマンションが建って見えなくなったが左側面も窓と波型(小さい連続アーチ)の装飾があり、本来は左斜め前からが一番のアングルだった。

所在地:京都市下京区堀川通り四条下ル四条堀川町271
建築年:1928年(昭和3)
構  造:
設  計:桝井工務店


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ドアがアルミに替わっているのは残念だけど入口廻りのタイルの使い方がおもしろい。
元のドアはどんなのだっただろうと、つい考えてしまう。


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上げ下げ窓はスチールのサッシなので、おそらく当初からのもの。面格子のモダンな事!



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円満字洋介氏の本に雨樋の上部の集水枡が星形と書いてあるので写真を拡大してみた。
壁の模様の星と逆向きで同じ形・・・こんな所まで合わせてある!きっと楽しんで仕事したのだろう。
造った人だけが知る秘密のように。


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右側の車庫に取り付けられた古い表札

懐紙専門店としてからは、「かたばみの紋」を店のマークとしているが、これは江戸時代の辻家の家紋であった。
(辻徳HPより)商品のイメージには花の紋はピッタリする。






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by gigi-yo-ko | 2015-10-25 12:00 | 京都府

お寺の隣は明治の洋館、その隣はまなこ壁
昭和24年まで郵便局として使われていた建物は、明治の洋館の特徴でもある瓦葺のせいかも知れないが白壁の伝統的な建物群に馴染んでいる。なまこ壁の街並みにポツポツと洋館がある。これこそが倉敷の美観地区だと私は思う。和から洋へ移って行く経過を見ているようでもあり、長い時間がゆっくり流れているようでもある。
年々観光客が増えて、個性的な店も増えたがみんなゆっくり始まり早く閉まる。
現在は「株式会社三楽くらしきコンサート」が所有して、地域でのクラシックコンサートのプロモートを行っている。「くらしきコンサート」とは倉敷の文化発展に尽くした経済人大原総一郎氏(元クラレ社長)の3人の子供達が父親の夢を引継いで創立した音楽プロモーション会社。

所在地:倉敷市阿智2-25-33
建築年:1902年(明治35)
構  造:木造2階建
設  計:


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寄棟の瓦屋根には洋風の棟飾りがあり、鬼瓦もあり、和洋共存。


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洋館の屋根が隣のなまこ壁に食い込んでいる。洋館の方が先に建ったのだろうか?


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倉敷の美観地区は今まで何度来ても自動販売機は無かった。・・・・・規制されているのだと思っていたがちがった。
今回訪れて「なに、これ!」こんなのが増えない事を願うばかり。
右隣の建物を入れて街並みの写真を撮りたいが、この「赤い」のがジャマで撮れない。











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by gigi-yo-ko | 2015-10-18 12:00 | 岡山県