小川香料

流線型の窓と庇が特徴

何度もこの前を通っていたのに、新しいビルだと思っていました。築80年を超えるビルだと知って驚き!アールデコのモダン建築。このビルには角が一つもありません。流線型の窓の庇が珍しい形で、飛行機の翼のようにもみえます。外壁は石と艶のあるタイル仕上げ。“つるっとした”はスピード感にもつながり、アールデコの素材としてはとても人気があったそうです。芝川ビルと同じ設計者だと知って巾の広さを感じます。

所在地:大阪市中央区平野町2-5-5
建築年:1930年(昭和5)
構  造:鉄筋コンクリート造4階
設  計:本間乙彦
国登録有形文化財

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2011/11 撮影
№5



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by gigi-yo-ko | 2012-02-25 12:00 | 大阪府

南海電車 諏訪ノ森駅舎

セセッションの影響を受けた駅舎
浜寺公園の一つ手前の駅です。この駅も2018年(平成30)完成の予定で、高架化が決まっています。
こじんまりとした駅舎ですが、ずいぶんモダンな存在感のある建物です。
デザインはセセッション(19世紀にウィーン起きた過去の美術様式から分離しようとした建築や、美術の運動)の影響を受けているといわれます。
5枚のステンドグラスは松林、白砂、遠くに見えるのは淡路島。

所在地:堺市西区諏訪ノ森2丁78
建築年:1919年(大正8)
構 造:木造平屋建
設 計:
国登録有形文化財

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№4

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by gigi-yo-ko | 2012-02-22 12:00 | 大阪府

大阪府庁本館

大阪府庁(正庁の間)の復元
府庁が手狭になり天井をおおって執務室に使われていた正庁の間(せいちょうのま)の復元工事が終わり一般公開されている。
5階、6階吹き抜けで254㎡の大広間が大正時代の完成当時の姿に復元された。
大阪が最も活気があった時期にこんなに手間をかけたものが造られていたんだなー。現代は効率を求めるあまりに、何もかも「排除」してしまったものが多いが、やはり手間のかかったものはには奥行があり、堂々としている。配布資料によると、天井のステンドグラスは割れたガラスを交換せずに最新の技術で修理して、大正時代の色ガラスをそのまま使用してあるそうだ。日本のステンドグラスの黎明期に製作されてそのままの姿で現存している稀少な物だとの事。大きさも国内最大級で55㎡。

所在地:大阪市中央区大手前2-1-22
建築年:1926年(大正15)
構 造:鉄筋コンクリート6階建地下1階
設 計:大阪府営繕課(平松金吾・岡本響)


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大阪府庁の建物は遠くから見ているととてもシンプルに見えるが、玄関まわり・・・
濃密で激しい細部造形と表現してあった。(NHK出版・アールデコの建築)
実際に行って、見て、納得。いったいどういう風ににしてこの7列全部違う唐草の框を製作したのだろうか。


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№6







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by gigi-yo-ko | 2012-02-22 12:00 | 大阪府

南海電車 浜寺公園駅

現位置で、現役、現存する最古級の木造洋風駅舎
今年105歳しかし高架化が決まっており、新駅の正面に移築される事になっている。2018年(平成30)完成予定。現状の姿を写しておきたくて出掛けた。
正面の姿は何度も紹介されてよく知っていたが、電車で来たのは今回が初めて。両側の待合室や、上り側のホームも当初の姿で現役使用中。下りのホームに初めて降り立った時白い宝石箱のような待合室が目に飛び込んでくる。思わず「・・・・!」。

所在地:堺市西区浜寺公園町2-188
建築年:1907(明治40)
構 造:木造平屋建
ハーフティンバー(柱などの構造材を壁に埋め込まず装飾に生かす方法)
設 計:辰野片岡建築事務所(中之島公会堂、東京駅などを設計)
国登録有形文化財

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このポストはいつから一緒に居るのだろ。


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上の写真の左端は昔の臨時改札口 浜寺公園駅は郊外邸宅地の玄関口であったが、海水浴場として夏は賑った。


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№1

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by gigi-yo-ko | 2012-02-13 12:00 | 大阪府

清水猛商店

外観は洋風建築、内部は?
30年ほど前にこの近くに勤務していた時に発見して、ずっと気になっていた建物です。
金属製の凝った庇、特にチェーンのような吊り金具が印象的で記憶に残っていました。今回よく見ると、庇の上部に家具室内装飾清水猛商店と書いてあります。こんな洋風、スペイン風?の建物に純和風の看板。
外観は洋風ですが内部は典型的な表屋造りだとの事。ちょうど和風建築から洋風建築に移行する過程の建物ですね。表屋造りとは表通りに店を、中庭を挟んで奥に居室を持つ建築様式で、表屋造りの建物にはこのような看板が付けてあったのでしょうか?それにしても内部がどんな風なのかとても興味があります。
当主の仕事上の縁で、住友工作部に設計を依頼できたらしい。

所在地:大阪市中央区淡路町3-5-6
建築年:1924年(大正13)
構 造:木造3階建
設 計:住友工作部(小川安一郎)

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久振りに前を通ると隣のビルが無くなってパーキングになっています。初めて側面が見えて奥に居室を持つという表屋造りが確認できました。採光の為の考え方ともいえますね。

№3


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by gigi-yo-ko | 2012-02-12 12:00 | 大阪府