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三楽会館 (旧倉敷郵便局)

お寺の隣は明治の洋館、その隣はまなこ壁
昭和24年まで郵便局として使われていた建物は、明治の洋館の特徴でもある瓦葺のせいかも知れないが白壁の伝統的な建物群に馴染んでいる。なまこ壁の街並みにポツポツと洋館がある。これこそが倉敷の美観地区だと私は思う。和から洋へ移って行く経過を見ているようでもあり、長い時間がゆっくり流れているようでもある。
年々観光客が増えて、個性的な店も増えたがみんなゆっくり始まり早く閉まる。
現在は「株式会社三楽くらしきコンサート」が所有して、地域でのクラシックコンサートのプロモートを行っている。「くらしきコンサート」とは倉敷の文化発展に尽くした経済人大原総一郎氏(元クラレ社長)の3人の子供達が父親の夢を引継いで創立した音楽プロモーション会社。

所在地:倉敷市阿智2-25-33
建築年:1902年(明治35)
構  造:木造2階建
設  計:


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寄棟の瓦屋根には洋風の棟飾りがあり、鬼瓦もあり、和洋共存。


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洋館の屋根が隣のなまこ壁に食い込んでいる。洋館の方が先に建ったのだろうか?


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倉敷の美観地区は今まで何度来ても自動販売機は無かった。・・・・・規制されているのだと思っていたがちがった。
今回訪れて「なに、これ!」こんなのが増えない事を願うばかり。
右隣の建物を入れて街並みの写真を撮りたいが、この「赤い」のがジャマで撮れない。











by gigi-yo-ko | 2015-10-18 12:00 | 岡山県