水間観音駅舎

水間寺参詣客を迎える駅舎
水間寺は通称水間観音と呼ばれて初詣に訪れる人で大変な賑わい。参道は歩けない程の人出。
大正13年に水間鉄道が開通した。大正15年、当時このあたりでは珍しい鉄筋コンクリート造でありながら、水間寺の三重の塔を意識した和風の意匠。一方左右対称の両端は円筒形の待合室を設けて洋風の意匠も取入れてある。改札の手前で塔部分の吹き抜けを見上げると中国風と思えるデザインの窓。解説によると卍崩しのデザインということであるが、縦長窓は洋館の特徴の一つでもある。
シルエットが印象的で、写真映えする建物であるが、現地へ行くと思いの外小さいし、ディテールがお粗末な気がする。元々なのか後の改修でこのようになったのかはよく解らない。
平成21年には水間駅から水間観音駅に改称された。近畿の駅百選にも選定されている。

所在地:貝塚市水間260
建築年:1926年(大正15)
構  造:鉄筋コンクリート造2階建
設  計:

国登録有形文化財


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右側は紅白幕で隠れているが、左右対称の駅舎で右側にも円筒形。



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建設された時は「水間駅」と云っていたので右から書いた昔の駅名が上に残してあり、
(左から読もうとして古い駅の字がすぐには読めなくて)下には新しい駅名「水間観音駅」がある。
ここはローカル線・単線の終着駅。ポストの奥は駅員室でアーチ窓が見える。やはりモダンな洋館の駅舎。



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美しい水間寺のシンボル、三重の塔。駅舎はこの三重の塔をオマージュしたのは間違いない。




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by gigi-yo-ko | 2016-01-10 12:00 | 大阪府