五臓円ビル

鳥取市内最古の鉄筋コンクリート造
五臓円ビルは古くから続く薬屋さんの個人建築として建てられました。ビル名の由来は初代の頃に僧より伝授された「三心五臓圓」という滋養強壮薬の名前から来ています。四代目当主の森下清治はの予てから西洋館建築の願いを実現するために昭和4年に竣工した旧県立図書館と同じ業者(大阪北区・新定蔵)に工事を依頼するという熱の入れようだったようです。当時最も栄えた中心商店街に流行の意匠を取り入れ、贅を尽くした特徴のあるビルが建てられました。
戦火を免れ、昭和18年の鳥取大震災、同27年の鳥取大火(内部は全焼)をくぐり抜け、改修・耐震・補強工事を経て平成23年3月、竣工当時の姿に復元されました。

所在地:鳥取市元町274-6
建築年:1931年(昭和6)
構  造:鉄筋コンクリート3階建て地下1階
設  計:
国登録有形文化財

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残念ながら五臓円薬局は日曜日が定休日。平日はショーウインドウ(GOZOEN PHARMACYの下)に2代目福助人形が飾られています。
大正初期に掘られた初代福助さんは鳥取大火で焼失。建築当初この嵌め殺し窓はステンドグラスだったようです。



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透かし模様の鋳物は「森下」と「三心五臓」を図案化したものだそです。


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by gigi-yo-ko | 2012-07-22 12:00 | 鳥取県