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名和昆虫博物館

全体を直線で構成したモダンな意匠、玄関は歴史建築回顧風
昆虫学者・名和靖の還暦を記念して県人・林武平氏の寄付により建てられた、白いタイルを貼った煉瓦造の建物。内部中央にある3本の巨木丸柱は奈良唐招提寺金堂と講堂を解体修理時に出た白蟻被害木(約1200年前のヒノキ材)を譲り受けて、防蟻処理の上再利用している。初代館長名和靖の白蟻研究の一環として被害木を利用しつつ保存している。また積極的に西洋の新しい建築の動きを取り入れる一方で、日本の茶室、社寺保存修理にも力を入れていた武田五一ならではの考えも反映されている。なお隣接する記念昆虫館(明治40年竣工)の中には六角堂も残されていると聞く。
現存する最古の昆虫博物館として、現在5代目の館長によって運営される私立博物館である。

所在地:岐阜市大宮町2-18岐阜公園内
竣 工:1918年(大正8)
構  造:煉瓦造2階建
設  計:武田五一(実施設計は武田五一の教え子・吉武東里)
国登録有形文化財
都市景観重要建築物(岐阜市)


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妻面の左右非対称のデザインに見入ってしまう。


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覆輪目地(かまぼこ型にもりあがった手間のかかる目地)が使われている。


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2階の床を支えている中央の丸柱は明治38年、奈良唐招提寺金堂の解体修理時に取り出された物。


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by gigi-yo-ko | 2016-07-13 12:00 | 愛知県