旧村山家住宅・洋館 (香雪美術館)

阪神間郊外住宅の先駆け
朝日新聞社の創業者である村山龍平(むらやまりょうへい)が御影に構えた居宅であった。まだ大阪では職住近接が一般的であった時期に仕事場と住居を別にする郊外住宅の先駆けとなった。
これをきっかけに、大阪、神戸の富豪達が次々に御影に数千坪単位の広大な土地を求めて移り住み、長者住宅が立ち並ぶ郊外住宅地となった。
村山は東洋の古美術のコレクターでもあった事から、現在はその膨大な蒐集物を収蔵、展示する香雪美術館として庭園、建造物文化財と共に管理されている。
自然の地形をそのまま生かした数千坪に及ぶ庭園には洋館の他に和館の玄関棟、書院等、茶室棟、美術蔵、衣装蔵、などがあり、いづれも近代和風建築の質の高いものであり村山の趣味、教養を偲ばせる素晴らしいものである。村山は一番最初に洋館を建て、ここで暮らしながら自身の趣向を取り入て順次に和館を建てた。
「香雪」は茶人であった村山の雅号に由来している。

所在地:神戸市東灘区御影群家2-12-1
建築年:1909年(明治42)
構  造:地下・1階が煉瓦造 2階が木造
設  計:河合幾次(伊東忠太らと同期)
国重要文化財 (土地、建物とも)


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永遠に続くように見える御影塀。(ごろごろとした御影石を積み上げたこの地独特のもの)




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煙突がこの館の装飾性をさらに高めている。曲線のハーフティンバーが優雅で豪華。


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by gigi-yo-ko | 2016-10-02 12:00 | 兵庫県