ファミリアホール (旧三菱銀行神戸支店)

神戸で最初期の洋風建築が解体へ
子供服メーカーのファミリアが所有して展示会やコンサート会場などに使っていた、明治時代の洋風建築が売却され、この(2016年)7月中頃から解体工事が始まるという。跡地はタワーマンションが建設され、外観の一部を復元保存の検討がされているとか。
元銀行(三菱合資会社銀行部の中核)として建設されたこの建物はルネサンス様式が特徴で、石積みの重厚な外観は悠然としている。写真などを見て想像していたよりずっとスケールが大きい。神戸での本格的な洋風建築の先駆け的存在でもあり神戸市の景観形成建築物に指定されている。設計者・曽禰達蔵の現存最古の建物でもある。今回が内部を見学できる最後の機会だと知り、数十年ぶりにJR神戸駅で降りた。
神戸新聞NEXT 掲載の川島先生(京都華頂大教授)の話によると、ホールは居留地返還直後の完成で、全国でも有数の格調高い建物だ。港街の神戸が東京、大阪に次ぐ大都市に急成長していった。この界隈が金融街で栄えたという〝まちの勢い”を体現する建物はもう他にはない。歴史を後世につなぐ意味でも必要で、重要文化財として残す方法も考えられたのではないか。

所在地:神戸市中央区相生町1-1-21
建築年:1900年(明治33)  1932年(昭和7)1階ホール部分を改修
構  造:煉瓦造3階建
設  計:曽禰達蔵
景観形成重要建造物
近代化産業遺産

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東に正面玄関

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北側

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東向き正面の玄関


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今日は照明の設備は無いのに天窓があるのでこんなに明るい。


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これは金庫内に通気する為のドア

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建物の重厚さに対して不釣り合いに見える華奢な階段


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分厚い壁の奥はトイレのドア


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元はこの建物を本社として使っていた。奥に見える現在のファミリア本社はすでに売却され、三宮方面に移転。


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館内の説明パネル


№320




 

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by gigi-yo-ko | 2016-07-03 12:00 | 兵庫県